シミー現象? ハンドルと前輪が振れる
下り坂を50〜60キロで走行していて、切り替えレバーを操作しようと右手をハンドルから離したところ、ハンドルと前輪が大きく振れてちょっとした恐怖体験をしました。
その後、平地で色々な速度でハンドルから両手を離し試してみると、場合によっては20キロ程度でも同様の現象が起こりました。
帰宅してからこの現象をネットで調べると、以下のことがわかりました。
① この現象を「シミー現象」と言い、場合によってはコントロールを失い事故につながる
② 一つの原因で起こる現象ではなく、いくつかの要因で共振が起こる。
③ 原因の一つはホイールバランス
④ 原因の一つはフレーム剛性不足
⑤ 原因の一つはブレーキシューのクリアランスの左右誤差
⑥ 原因の一つは路面の状況
⑦ 原因の一つはタイヤの空気圧
上記以外にも、ランドナーやキャンピング車の場合、荷物の重量や前後の荷重差、キャリアの形状等、原因として考えられるものがたくさんあるようです。
まぁ、自分でできることからやってみて、自分ではお手上げになったらいつもお世話になっている自転車屋にお願いしようかと思っていました。
自分でできることといえば、ホイールバランス調整(ネットで調べた)、ブレーキシューのクリアランス調整、タイヤの空気圧、あとハンドルバッグが怪しいとも思っていました。
まずはホイールバランス
うーん、まずはハンガーに乗せてから・・・
んっ?
んんんっ
これが付いてたらホイールバランスは悪いよね??
ハンガーに吊るしてみると、案の定自然とリフレクターが下にきます。
こいつは外して、ついでにサイクルコンピューターのセンサーをバルブの逆側に移してみると、バランスは良さげになりました。
まぁ、素人がネットで見た物を真似してやっただけなので、厳密にはバランス取れていないんでしょうけど。
で、シミー現象を確認してみると、若干緩和されたような気もしますが、全然触れます(笑)
う〜ん、個人的に一番怪しいのはハンドルバッグなので、こいつを外して見ました。
ハンドルの位置が高くなっているのが一目瞭然なので、めっちゃ不恰好です(笑)
で、シミー現象を確認すると、発生しません。
やっぱりこれかっ!
ただ、ツーリングにハンドルバッグを外していくのは不便だし…
試しに、ハンドルバッグを仮止め程度にして取り付けて再度確認したところ、ハンドルから手を離した瞬間は振れがありましたが、すぐに治りました。
なるほど、緩く取り付けていれば良いのか。
今までは走行中にハンドルバッグが揺れるのが嫌だったので、タイラップを使ってハンドルバッグをフロントキャリアにがっちり取り付けていましたが、これが悪かったのか…
こんな些細なことでも自転車に負担がかかっていることが解って良い経験となりました。
経験豊富な方にとっては当たり前のことかもしれませんが、なにぶん私は無知で、近くに経験値がある方もいないので、一つ一つ手探りと体当たりで勉強して経験値を得ていかないとならないのです。
こうやって、少しずつ経験を高めて、定年退職後の自転車日本一周への準備を進めていっている今日この頃です。