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車中泊旅行用の車選び⑥ 車選びの考察要素 車両のカスタム

 この記事は私の備忘録として書いています。

 数年後に車中泊用の車を買い替えるにあたり、自分自身へのメモとして書いています。

 他の車中泊愛好家への意見の提起ではありませんが、参考にしていただける方がいましたら、お読みいただければ幸いです。

 

 これから車中泊を楽しもうと考える上で、車中泊用の車選びは重要だと思います。

 車中泊のスタイルは人それぞれなので、それぞれのスタイルに合った車を選ぶと、より楽しむことができるでしょうし、逆に合っていない車を選ぶと余計な苦労が増えると思います。

 

 まず、タイトルにある通り「車両のカスタム」ですが、以前書いている車中泊旅行用の車選びで、軽バン〜タウンエースで、自分でカスタムすることに行きついているので、これらの車両を前提とした内容を記載しています。

 車中泊旅行に使用する車両には、大なり小なり改造しなければなりません。

 以前使用していたハイゼットカーゴは、新車で買って早々にリアシートを撤去して2名乗車に構造変更して、後部荷室にはサブバッテリー、テレビ、照明、天井収納、床下収納を作り込んで、お一人様用キャンピングカーに改造していました。

 架装品は基本常時固定で、固定状態のまま車検を通せるようにしていたので車検も安心でしたし、個人的には力作でした。

 ハイゼットカーゴの前にも、ステップワゴンを乗車定員2名の4ナンバーに構造変更をして、快適車中泊仕様に架装を施していました。

 ちなみにいずれの車両も全て自作での改修工事・架装をしています。

 自作となると技術・知識・経験の問題があるため敷居が高くなると思われると思いますが、私は特別な技術や知識は無く、電気に関する知識は中学校の授業で習う程度の知識しかありませんでしたが、無くても各種媒体の情報を活用したら素人でも可能でした。

 

 で、快適な車中泊の旅を楽しむためには架装することは必須と思っていますが、私の経験上での必要な架装について記載します。

 ここで前提とするのが「車中泊旅行用の車選び①〜⑤」での車両選びが前提となっていますので、全ての自作架装に当てはまるものではありませんのでご注意ください。

 車両はNーVANに絞り、お一人様での使用で考察します。

 

 NーVANは車内空間が広く天井も高いのが特徴です。

 ネット上には様々な方が独自のカスタムを披露されていますが、よく見るのがベッドキットです。

 高い天井高をを利用して床下収納兼ベッドを作成されていますが、個人的には便利なようで非常に不便な装備であると思います。

 以前、ステップワゴンで床下収納兼ベッドを作り、床下収納にスノーボード・釣り道具・折

りたたみ自転車等を収納したり、生活用品全般を収納して車中泊旅行をしていました。

 

 私が感じた床下収納の不便な点は 

①床下収納の天板を開く際は、天板上の荷物を移動させなければならない。

 狭い車内でいちいち荷物を動かして天板を開くのは面倒ですし、開閉作業をする人間が作業をする場所も確保するので、空間効率は案外悪いです。

②天板を開けられない場合は、車から降りて出し入れしなければならない。

 車から降りて荷物を出し入れするには、ドアやハッチを開閉しなければならないので開閉音がうるさいため、夜間で混み合った車中泊場所やキャンプ場では気を遣います。また、天候が雨や雪の場合は最悪です。

③車内での行動がしにくくなる 

 せっかく天井高があって車内での行動が楽なのに、ベッドキットがあると四つん這いや膝歩きで移動することになりますし、着替えの動きも非効率(特にズボン等の下半身の衣類)になります。

 

 このようなことから、床下収納兼ベッドの架装は採用せず、収納の架装は上部で、使用者の動線に差し支えのない場所に設置したいと思います。設置する架装はなるべくシンプルで、ホームセンター等で簡単に手に入る部材を使用しようと思います。

 また、移動中は荷物を床に下ろし、泊地に着いたら床上の荷物を架装に収納して就寝場所の確保をするようになるので、荷物も収納部分に出し入れしやすいよう工夫する必要になります。

 まずは今使用しているN-VANを経験材料として、簡単シンプルで動線を十分に考慮した車中泊車両を作ってみて、次期購入車両の選定をしたいと思います。