テント選び①
事前にお断りしておきますが、この記事は無知な私の個人的な考察でありますので、あまり期待しないでください。よろしくお願いします。
ブログのタイトル通り、私個人の「備忘録」ですので、シャジバトのメモくらいに思っていただけましたらありがたいです。
ちなみに自転車旅行用のテント選びです。
現在、私が使用しているテントは、モンベルのステラリッジ2で、インナーテントがスリーブ式の旧型品です。
購入の動機は登山での使用のみを考えて購入しました。
購入当時は自転車旅行をしていなかったので、自転車旅行の使い勝手など微塵も考えていませんでした。
で、このテントが自転車旅行に向いているのかと言うと、個人的には「最適」とは思えません。
では、私がステラリッジ2を使用した上で、自転車旅行用として見た目線での長所短所を記載します。
【長所】
1 軽量コンパクト
2 設営が楽
3 撤収が楽
4 ダブルウォールなので室内への結露が少ない
5 インナーテント内頂部にランタン等を吊るすl(アイ)がある。
6 スタッフサックが各パーツに分かれて用意されている為、サイドバッグ等への収納性が良い
7 安心の国内メーカー製
【短所】
1 出入り口が短辺にあるため、人・荷物の出入が不便
2 天井・出入り口が低い
3 奥行きが実質短い
4 前室が狭く低い
5 換気があまり良くない
6 自立型とは言え、前室部分にはペグダウンが必要
長所は山岳向けテントだけあって、設営・撤収・運搬・収納に長けています。
国内メーカー製であることから、製品自体の信頼性・アフターには心配は無いと思います。
小型でシンプルなテントなので、フライシート内外に付着した朝露・結露の拭き取りも楽です。
登山で使用するなら本当に優秀です。
本体、レインフライ、グラウンドシートを合わせた値段は5万円程度で購入でき、海外有名ブランド製から比べて安価ですから、ユーザーが多いのもわかります。
短所は快適性が犠牲になっていることです。
これは山岳向けテントなので快適性を期待すること自体無理がありますよね。
・出入り口が短辺にあるため、人・荷物の出入が不便
自転車旅行は荷物が多くなりがちなので、この短所は残念な部分です。
山岳用のテントなのでこの出入り口の方式は仕方がないんですけどね…
・天井・出入り口が低い
山岳地では下界よりも強い風が吹くため、耐風性を考慮し低い作りにするのは当然のようです。
・奥行きが実質短い
このテントのカタログスペックでは奥行きが210cmですが、ドーム型天井のため壁が立ち上がり部分から内側に傾斜しており、身長180cmの私では就寝時に風が吹くとテントの幕が触れて目が覚めてしまいますので、対角線方向に寝る等の工夫が必要です。
・前室が狭く低い
これは字の通りそのままです。
靴を置くくらいしかできません。
荷物が濡れていても室内に入れなくてはならないし、雨天時に前室で煮炊きする作業は難しく危険だと思います。
・換気があまり良くない
これは新型では解消しているようです。
旧型はスリーブ式なのでフライシートとインナーテントの間の通気性能が悪いようです。新型は吊り下げ式のためこの欠点は解消の方向のようです。
・自立型とは言え前室部分はペグダウンが必要
自転車旅行の場合、常にペグダウンできる場所でテント設営ができるとは限らないので、前室も含め自立型だと良いと思います。
短所について書き連ねていますが、ステラリッジ2を全否定しているわけではなく、長期の自転車旅行に向いているのかと思うと物足りなさを感じるところです。
私が日本一周の自転車旅行に出るのは定年後ですので、老体では疲労回復を目的とした快適性は欲しいですし、気象状況等で1日〜数日間の足止めでテント泊が必要になるとも考えられます。
そうなると、最低限の快適性は欲しいところですので、別のテントを探そうと思います。
今のところ候補にしているのは、アライテントのドマドームとかオニドームです。
自転車長期旅行専用のテントなんてないでしょうかね。